美術品には絵画や古書画・鑑賞陶器や現代美術、宗教美術や最近流行の中国美術に代表される世界各国の美術など多種多様です。
茶道美術とはその全ての要素を含む言わば日本の国家を代表する総合芸術であり、伝統文化の集大成です。
茶道はさかのぼること約五百年の歴史があります。
現代作家の手により造り出される作品もあれば、室町・桃山・江戸・明治・大正・昭和の時代に生まれ受け継がれてきたお道具もあります。前者を新作美術品とするならば後者は古美術品です。
お茶道具にはその両方があり、新作だけを扱われるお店もあれば古美術品だけを扱われるお店もあります。
当店ではそれらの全てを茶道美術と位置付け、掛け軸をはじめとする床飾りや懐石料理で使う食器、お茶会等で使う道具はもとより、炭道具や灰道具など専門的な知識と経験に基づき、茶道を追求するために必要なお道具の全般を扱います。