古美術とは古い時代の書画・彫刻・陶磁器などの美術品のことで、生まれながらにして価値を持つものと、時代を経て価値が高まったものがあります。
一概には言いきれませんが前者を古美術品と過程するならば、後者は骨董品と位置づけると考えます。
骨董品の中には勿論希少価値のある物や美術的価値があるものも有りますが、一般的には種々雑多な古道具が多く、一般日常の生活需品が時代を経て価値が生まれたものが大半を占めると思います。 それに対して古美術品とは造られた時より評価が高く、一般日常のものとは違い制作当時から評価が高く、限られた人だけしか手にすることが出来ない貴重品であると思います。 長い歴史の中で貴族や豪族、戦国大名や財閥、またそれに準ずる富裕層の人々に愛蔵され、守り育まれてきた高価な嗜好品であるというのが店主の見解です。 |